施工技術

■ L・Lライン工法

進化した路面標示工法
NETIS番号:HK-080012-A

L・Lラインは、従来の路面標示では得られなかった高い性能を備えた新工法です。

進化した路面標示工法
  • 耐久性の向上
    路面切削後、その深さだけ塗料を埋め込む方式のため、通行車両や除雪機などの走行による削れや磨耗がほとんど生じない。

  • 経済性の向上
    切削作業や高機能塗装材を用いるためイニシャルコストは高くなりますが、耐久性を考えるとランニングコストが提言でき、長期的にはコストダウンが可能。

  • 機能性の向上
    バリアフリーな路面状況となるため、人に優しい路面環境整備が可能。

溶解式路面標示材を埋め込む新工法

L・Lラインは「塗料を埋め込む新工法」のため、従来の施工法に比べ切削による工程が増えますが、「専用の小型切削機+切削殻のバキューム」により機動性を向上させています。

一般的な区間線幅 W=150mmに加え、横断歩道用 W=450mmへの対応も可能です。

一般的な区間線幅
▼W=150mm用路面切削機
W=150mm用路面切削機
▼W=450mm用路面切削機
W=450mm用路面切削機

施工手順

施工手順

特徴1 耐久性

従来工法の4~5倍。


路面切削後の溝に塗装材を埋め込む新工法により、高耐久性を実現しました。
L・Lラインの耐久性を確認するために、除雪機械を実際に走行(年間30回×5年分=150回)させた後、標示線状況を確認したところ、削れによる損傷はほとんど見当たらず、耐久性が実証されています。

▼グレーダー走行試験
グレーダー走行試験
▼150回走行後の標示線状況
150回走行後の標示線状況

特徴2 経済性

特徴2 経済性

維持費の削減が可能
左図は、積雪地における除雪車の走行を考慮した場合のライフサイクルコストを算出した例です。従来工法では、1年ごとの更新が必要ですが、L・Lラインでは4~5年の耐用年数が期待できます。

L・Lライン バリエーション

▼高速道路 W=200mm
高速道路 W=450mm






▼料金所 ETC専用
料金所 ETC専用