DG工法についてお問い合わせの多い質問をまとめました。

Q. 一般的に普及している「グルービング工法(安全溝)」とは何が違うのですか?
A. グルービング工法は路面の表層にたまる水分を、安全溝によって排水させることで、タイヤと路面の摩擦係数を増加させて雨天時のスリップ事故を未然に防止する工法です。「ダイヤモンドグラインディング工法(DG)」は表層研削工法により路面形状を変えるので一度の表面処理で摩擦係数向上はもちろん、平坦性の向上、タイヤ路面騒音を低減、新設舗装時と同じ路面表面を形成することができます。
Q. コンクリート舗装にダメージはありませんか?
A. 通常の路面切削工法とは違い、舗装に打撃を与えないので舗装表面にマイクロクラックは発生させません。また収縮目地に損傷を与えないので施工後の補修の必要はありません。
Q. 「ダイヤモンドグラインディング工法」の耐久性は?
A. 日本国内では一般道路に初めて2010年試験施工を行いました。又NSDG工法は2013年試験施工を行いその後、追跡調査をしておりますが要修繕のすべり抵抗目標値(μ=0.25)をしたまわらず、良好な路面状態で現在も車両の安全走行に寄与しております。
Q. 「ダイヤモンドグラインディング工法」は積雪寒冷地でも有効ですか?
A. NSDG工法はグラインディング(DG)とグルービング(GV)を組合せることによりコンクリート路面の表面乾燥速度と凍結融解を早める効果が報告されております。
Q. 「ダイヤモンドグラインディング工法」は道路以外の実績はありますか?
A. 常に一定のテクスチャを形成できるDG工法は空港滑走路・誘導路にも採用されております。又、ダイヤモンドブレードの組合せを変えることによりコンクリート床板の表面処理にも適用されております。
Q. 「ダイヤモンドグラインディング工法」の検証、報告書はありませんか?
A.一般社団法人セメント協会」および「国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所」発行の報告書がございますので、下記問い合わせにてご連絡ください。